悩みタイトル

寝ようとすると頭がモヤモヤして寝つきが悪い
→首から頭に伸びている筋肉が緊張している。
頭が冴えてしまって寝付けない
→寝る前にスマホやパソコン、テレビを見ていると頭が興奮してしまいます。
夜中に何度も目が覚めてしまう
→生活リズムが崩れてしまうと起こりやすいです。
朝起きた時に良く寝れた感じがしない
寝るときに考え事をしてしまう

不眠症に対する当院の考え

寝つきが悪かったり、何度も起きてしまう、良く寝れた感じがしない、朝起きる時間の2時間前に目が覚めてしまうなどの症状があり日中に眠くなったり、倦怠感を感じることや集中できないこと、食欲不振や意欲低下が起きてしまう事が1ヶ月以上続いてしまう事を不眠症と呼びます。
日本人の5人に1人は睡眠に関する悩みを持っており、加齢とともに増加傾向にあります。60歳以上で悩まれている方は3人に1人存在し、不眠症は国民病になりつつあります。
日中の日常生活に支障をきたすようになると身体はどんどん悪くなる一方です。睡眠は心身の回復を高めると同時に記憶を定着させる大事なものになります。症状が1ヶ月以上続いた際は病院や整骨院へ相談することをオススメします。

なぜ不眠症になるのか、その原因

一番の原因は自律神経の乱れが考えられます。自律神経とは交感神経と副交感神経という内臓の働きなどを助けてくれる神経です。簡単にいうと興奮したときには交感神経が優位に働き、落ち着いてる時は副交感神経が優位に働きます。寝るときに大事になるのが副交感神経の働きになります。
自律神経が乱れる原因として考えられるのは不規則な生活習慣や背骨の周りや頭についている筋肉の緊張が考えられます。また、不安になる事が多いなどの精神的な部分でも自律神経が乱れる事が考えられます。薬や病気の影響も考えられます。
不規則な生活習慣とは食事の時間がバラバラだったり、出勤や通学時と休日で朝起きる時間や寝る時間が違うという事も積み重なると自律神経の乱れに影響してしまいます。
筋肉の硬さは自律神経を圧迫するため、働きを乱す要因になります。適度な運動やストレッチが必要です。

不眠症の軽減方法

不眠症の改善方法は大きく分けて4つあります。
1つ目が日中の屋外での適度な運動です。人の身体は様々な影響で体内時計が働きます。体内時計が乱れると寝るべき時間に眠れなくなり、寝つきが悪くなってしまいます。日の光も一つの要因になり、日中はなるべく屋外で身体を動かすことによって健康な状態を保つことが出来ます。
2つ目が身体を温める事です。身体が冷えると筋肉は硬くなり、不眠症の症状を引き起こします。特に寝る前に身体を温める事によって副交感神経が優位に働き眠りにつけるようになります。
3つ目が規則正しい食生活です。食事の時間が崩れる事によって体内時計が崩れてしまいます。そうならない為にも決まった時間の食事を心掛ける事をオススメします。
4つ目が寝る前にコップ1杯の水を飲むことです。寝る前に水を飲むことで副交感神経が優位に働き眠りにつきやすくなります。

当院オススメの軽減メニュー

当院では不眠症に対しての治療法は原因によって2つあります。
1つは頭~背中の筋肉の緊張があることによって引き起こされる不眠の症状の改善には頭蓋骨矯正が必要になります。頭を構成する骨と関節、背骨、骨盤を一つ一つ整えていく事で、脳脊髄液の流れを良くして副交感神経の働きを良くする治療法になります。この治療を受ける事で、頭~背中の筋肉の緊張が緩み、症状改善が見込まれます。
2つ目が鍼治療です。全身を流れている気の流れが滞る事で、自律神経の働きが乱れてしまい、不眠症の症状を引き起こします。気の滞りを経絡のツボに刺激を与える事で、流れを良くして自律神経の乱れを整えていく治療になります。この治療を受ける事で、眠りが深くなり不眠症の症状の改善が見込まれます。

施術頻度はどのくらいか

身体の状態によっても変わりますが、ひどい方の場合週に2回の治療を継続していき、筋肉や骨格の歪みが落ち着いてきたところで、週1回にペースを落として治療を行っていく事をオススメしてます。
細胞の生まれ変わる周期が3ヶ月ですので、早くても3ヶ月は期間が必要になります。症状が改善されてきた所でメンテナンスが大事になります。適度な運動と定期的な通院をオススメします。