冷え性
昔から冷え性で悩んでいる。
足が冷えて眠れない。
よく足をつってしまう。
冬は手先が上手く使えなくなる。
足先、手先が冷えてジンジンする。
お風呂上りにすぐに身体が冷えてしまう。
長年、腰痛の症状がある。ぎっくり腰になりやすい→身体が冷えて血流が悪くなり、引き起こされる症状です。
夜寝ていて身体が冷えて起きてしまう。
座っていると足が痛くなってくる。
周りから手足が冷たいと言われることがある。
冷え性に対する当院の考え
人は外気温に対して体温を調節しようとする機能が備わっています。
皮膚から気温を感じ取り、神経を通って脳に渡り、ホルモンの作用で筋肉や血流で体温を調節しようとします。この経路のどこかで問題が生じることで冷え性という症状が起こってしまいます。
皮膚で考えられる以上として、皮膚が硬く、水分が少ないことや長時間の締め付けなどによって感覚が鈍くなることが挙げられます。
神経では自律神経が乱れることによって、体温調節が出来なくなり、身体が冷えてしまう事が考えられます。
ホルモンの作用として特に女性はストレスや更年期の影響を受けやすいです。
筋肉量が少なくても冷え性の原因になります。
冷え性を放っておくとどうなるの?
冷え性を放っておくと一番最初に危険として現れるのは筋肉が硬くなることによって起こる腰の痛みや足がつりやすくなる症状が現れやすくなります。
冷え性があることで血流が悪くなること、冷えることで筋肉の水分量が減少し筋肉は硬くなってしまいます。硬くなった筋肉は傷めやすく特に腰の筋肉は冷えの影響が受けやすい為、ぎっくり腰になる原因としても挙げられます。
また、冷え性は自律神経の乱れにもつながる為、眠りが浅くなったり、不眠の症状が現れやすくなったり、消化が上手くできなくなり、胃や腸に影響が出てしまうことも考えられます。
冷え性の改善方法
冷え性の改善方法として行って頂きたいことは主に2つあります。
1つ目が身体を温める習慣を作ることです。特に足首から足先が冷えてしまうと全身が冷えてしまう事に繋がる為、冬でも夏でも自宅ではスリッパや靴下の着用をして頂くことや夏の冷房で冷えてしまう事で冷え性の悪化につながるので、エアコンを使用する際はブランケットなどのひざ下を温められるものを利用して頂くことがとても大事になります。
2つ目が筋肉量が減少することで冷え性になってしまうので、筋力トレーニングを行って頂くことです。筋力トレーニングを行うことで代謝が上がり冷え性の改善に繋がります。特にふくらはぎの筋肉を鍛えて頂くことで血流が良くなり、効果が期待されるので、スクワット運動などを中心にトレーニングして頂くことが大事になります。
冷え性の軽減に効果的な当院の施術メニューは?
当院での冷え性の改善メニューとして喜びのお声を頂いているものは4つあります。
1つ目が鍼の施術です。鍼を受けて頂くことで血流の改善や筋肉、皮膚の硬さが改善されるために皮膚感覚や自律神経の改善を行い、喜ばれている方が多くいらっしゃいます。
2つ目が足の極みというメニューになります。足の極みはひざ下から足先までの筋肉、骨格に対して施術を行うメニューになり、血流の改善や代謝UPが見込まれ改善されるケースが多くみられます。
3つ目が筋膜ストレッチです。腰からふくらはぎの筋膜をストレッチすることで代謝UPが見込まれ改善されている方が多くいらっしゃいます。
4つ目が楽トレです。電気の刺激で筋肉を動かして鍛えることで冷え性の改善に繋がっている方が多くいらっしゃいます。
人によって冷え性の原因は様々なので、問診時にカウンセリングをさせて頂きご自身にあった施術メニューを一緒に考えて施術をさせて頂きたいと思います。
その施術を受けるとどう楽になるのか
施術を受けて頂くことで施術後に「足がポカポカする」や「夜ぐっすり眠れた」や「最近、足先、手先が温かくなってきた気がする」や「歩きやすくなった」などの多くの喜びのお声を頂いています。
冷え性は自覚がある状態ではとても深い症状・悩みになる為、もちろん人によって効果を実感される回数は様々ですが、多くの方が回数を繰り返していくことで効果を実感されている施術メニューになります。スタッフ一同日常生活に寄り添って施術をしていくことを大切にしていますので、あきらめずに一緒に頑張って頂きたいです。
改善するために必要な施術頻度は?
施術に必要な頻度は症状の重さによっても変わりますが、一般的には週2回以上で通われている方が改善が早くみられます。もちろん人によって来院できるペースは違うと思います。週2回、来院出来ない方も時間がかかる場合もありますが、しっかり改善されている施術メニューの為、一緒に改善までのプランを立てて継続して行っていくことがとても大切です。
冷え性関連でよくある質問
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Q.冷え性の改善は施術で良くなりますか?
A.時間はかかりますが、当院の施術で改善されている方は多くいらっしゃいます。冷え性の原因の多くは血流が悪くなることによって起こります。血流が悪くなる原因は筋肉の硬さや筋力不足、自律神経の乱れが原因として考えられます。当院では日常生活のヒアリングや筋肉の不調を触診や検査で判断し必要な施術を行っています。筋肉の硬さにはストレッチの施術、筋力不足には楽トレという電気で筋肉を動かして正常な動きを出来るようにしていく方法、自律神経の乱れに対しては鍼の施術を行い、改善がみられる方が多くいらっしゃいます。 -
Q.冷え性の対策は何かありますか?
A.ご自身で出来る対策としては筋力向上の為に定期的な運動をオススメしています。
特にふくらはぎの筋肉や身体を支えてくれているインナーマッスルと呼ばれる腹横筋、多裂筋、横隔膜、骨盤底筋を鍛えることをオススメしています。
ふくらはぎや腹横筋を鍛える為にスクワットがオススメです。スクワットは5秒かけて下がって90°のところで5秒キープして頂き、5秒かけて上がっていくやり方が良いと思います。
横隔膜や多裂筋に対しては深呼吸を吐く時間を長く行って頂くこと、プランクなどの持続負荷をかけていく事がオススメです。 -
Q.冷え性に効く食事はありますか?
A.身体を温める為に温かい食べ物が良いと勘違いをされる方が多くいらっしゃいますが、食事の温かさではなく、食材によって身体を温める作用は変わってきます。身体を温める食べ物の特徴として寒い地域で育つ、土の中で育つ、発酵食品、オレンジや黄色の食材は比較的身体を温める作用があると言われています。ネギ、しょうが、ニンジン、カボチャ、タマネギ、レンコン、ゴボウ、ジャガイモ、自然薯、玄米、鮭、納豆、キムチ、醤油、チーズなどは身体を温めてくれる食べ物として良く挙げられています。 -
Q.冷え性に効く飲み物や生活の仕方はありますか?
A.食べ物の所でもお話させて頂きましたが、発酵されたものは身体を温める作用があります。その為、カフェインの入っていない紅茶やほうじ茶、ウーロン茶が良いとされています。紅茶ではルイボスティーやカモミールティー、ジンジャーティーが良いとされています。麦茶や黒豆茶、白湯も身体の芯を温める飲み物として良く挙げられています。生活の仕方はお腹や足首、手首、首が冷えると冷え性を悪化させてしまうので、常に何かで覆えるように対策されることが良いです。腹巻やマフラー、手足のサポーターなど対策は色々ありますので、生活にあったやり方を見つけてみて下さい。 -
Q.冷え性の人のお風呂の入り方などはありますか?
A.お風呂は長い時間をかけてゆっくり身体の芯が温まるまで入って頂くことがオススメです。特に熱いお風呂に入られている方は身体の表面は温まりますが、芯まで届いてない方がたまにいらっしゃいます。お風呂の温度は38度から41度を目安にして頂き、約30~40分間肩まで使って頂く事が大事になります。温度はご自身が長く入っても疲れすぎない程度を目安に調整してみて下さい。また、首、足首、手首、お腹を温める事が基本になりますので、長く浸かるのが苦手な方は足湯がオススメです。ふくらはぎまで浸かるくらいにお湯をためて頂き、43度~45度の熱めのお湯に設定してください。足湯をしながら、発酵された飲み物を飲むのも良いと思います。 -
Q.運動やストレッチを行なっていても改善されません。施術で改善することはできますか?
A.はい、施術で改善されている方は多くいらっしゃいます。特に運動やストレッチを行なっていても筋肉の質が変わりにくい方だったり、原因が自律神経の乱れからくるものであれば、セルフケアでの改善は難しい方がいらっしゃいます。その為、ペアストレッチで血流を良くする効果を高めたり、自分では正しく鍛えることが難しい筋肉を筋トレのフォームをみながら効果的に行うことで、改善がみられる方は多くいらっしゃいます。また、鍼の施術を行う事で、内臓の働きが良くなり、改善がみられる方もいらっしゃいます。冷え性は深い悩みの方が多くすぐに結果が出ないとあきらめてしまう方もいらっしゃいますが、原因に対しての正しい対処で寛解されていく方は多くいらっしゃいますので、一度相談にいらしてください。