股関節痛
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股関節の違和感
股関節痛の初期の場合には主に股関節の違和感を感じる様になります。
股関節は本来関節の間に隙間があるのですが、隙間が狭くなる事で違和感が出てきます。
初期段階では日常生活に支障が出ることは少なく、股関節以外に腰、臀部に違和感を感じるケースもあるので気付がない方もいます。
股関節の関節可動域の減少
股関節痛が進行してくると日常生活に支障が出てきます。
股関節の可動域が少なくなってきますので、歩きづらくなる、靴紐を結ぶのが辛くなる、あぐらをかきづらくなるなどの症状が出てきます。
ゴルフ、野球、サッカーなどの運動時にも痛みが生じてしまいます。
股関節の持続的な痛み
股関節痛では酷くなると座っているだけ、寝ているだけでも痛みが出る事もあります。
歩行時の痛みを感じる方が多く、片足を引きずりながら歩く方もいます。
歩行時に痛みを感じる方は痛みがある影響で今まで歩いていたのを歩かなくなったり、動かなくなったりしてしまい、筋肉や関節が硬くなり症状が強くなるケースもあります。
跛行(はこう)
股関節痛がある方は痛みがある方をかばってしまい歩行時に跛行と言う脚を引きずりながら歩く歩行パターンをしてしまうのも特徴です。
夜間痛
股関節痛はずっと同じ体勢を取っているのが辛くなるという方も多く、睡眠時に同じ体勢で寝ていると痛みで起きてしまうという方もいらっしゃいます。 -
股関節痛に対する当院の考え
股関節痛に対する当院の考え方は股関節だけを診るのではなく股関節に負担をかけている本当の原因を見つけるのが大事だと考えています。
股関節痛に関連している臀部の硬さ、腰の硬さだったり大腿外側が緊張していて股関節に負担をかけてしまっているケースなど様々な原因がありますが本当の原因を見付けなければ対処療法になってしまい、根本改善には繋がらないです。当院は根本改善を図り患者様が股関節の痛みで何が出来なくて困っているのかを第一に考えその目標に向かって治療を行い患者様と治療家が一緒になり、痛みを改善していきます。 -
股関節を放っておくとどうなるのか
股関節痛を放置すると
初期の段階では痛みよりも違和感を強く感じる方が多いです。
股関節に違和感を感じる方もいれば腰、臀部、太腿部、膝に痛みを感じる方もいます。
ですので初期は股関節の痛みと気付かない方もいるくらいです。
進行すると歩行時の痛みであったり、運動時に股関節に詰まり感を感じ、やがて痛みになっていきます。
酷くなると何もしなくても痛みを感じる様になり、睡眠時に股関節の痛みが強く出て睡眠を妨げられる方もいます。
末期になると手術が必要になるケースもありますので、違和感がある方は早期の治療をおすすめしています。 -
股関節痛の改善方法
股関節痛は痛みが強いので痛みをかばって動かすことが多く、股関節以外に腰、臀部、大腿部、膝などの関節や筋肉、靭帯に無理な負荷がかかり痛みが股関節だけでなく全身に波及する可能性が高いですので、まずは股関節の負担をいかに減らすかが重要になってきますので股関節、腰、臀部周りの筋肉や関節にアプローチを加えて筋肉の柔軟性を出して関節にかかる負担を減らしていき、股関節に安定感を持たせていきます。その他にも自宅でのストレッチも股関節痛を改善させる上で大事になってきます。
再発防止に股関節周りの筋肉を鍛えるのも良いです。 -
股関節痛にはどんな施術メニューがおすすめですか?
股関節痛の改善に効果的な当院の治療メニューは鍼治療をオススメしています。
股関節は表面の筋肉だけでなく奥深くの深層筋まで硬くなっているケースが多く、痛みの原因になっているのも深層筋が原因になっている事が多いです。
鍼治療であれば、股関節の深い部分までアプローチが出来るので、筋肉の柔軟性を出す為には一番良い治療法です。指圧の治療では届かない筋肉まで刺激を加えるので即効性があります。
鍼治療の良いところは鍼を打つ事で狙っている筋肉だけでなく、鍼を打った周りの筋肉まで波及して緩むのでより早く深層の筋肉を緩ますことができます。 -
その施術を受けるとどう楽になるのか
鍼治療を受けると、股関節を動かしやすくなるので股関節の詰まり感が減りますよう関節可動域が広がります。
深層の筋肉まで緩んできますので、歩きやすくなったり、運動時にスムーズに股関節を使えるようになります。
鍼治療は即効性もありますが深層筋までアプローチをする為、一日、二日経っても楽な状態が続き、楽に歩けるようになってきます。
鍼治療の特徴で鍼を打った当日よりも一日後、二日後の方が楽になるケースもありますので効果の実感は得やすいと思います。 -
軽減するための施術頻度は?
改善に必要な施術頻度は、筋肉の生まれ変わりが3ヶ月かかる為、筋肉の柔軟性を出す場合には3ヶ月間必要になってきます。
治療後に数日経ってくると、日々の仕事の負担や日常生活の過ごし方の癖がある為痛みが少しずつ戻ってしまいます。
ですので痛みが戻り切る前に治療を受けるとより楽になる為、週2回の頻度で治療を受けるのが理想になります。