筋膜ストレッチ｜都賀駅前整骨院

筋膜とは筋肉を包む膜の様なものです。筋肉と言っても「上腕二頭筋」といった大きな筋肉をさしたり、細かく見ると筋繊維という一本一本の紐の様な状態の筋細胞まであります。
筋膜はそれらすべてを包んでいます。そうすることによって隣り合う筋肉どうしの摩擦、集合している筋繊維どうしの摩擦から保護するカバーの様な働きをします。
そして筋膜どうしは一定の法則により連結しあい三次元的なバランスをとることによって、お身体の姿勢を保ち続ける働きもあります。
筋肉を連結し、筋肉に力を伝え、筋肉を動かす働きをしている筋膜は欠かせない存在なのです。

現代の社会の中ではデスクワークの方が増え、一日中同じ姿勢でじっとしていることが多くなりました。お身体を伸ばしたり動かしたりする機会がなく、慢性的な運動不足に陥ってる方が多くいらっしゃいます。
それによって筋肉が伸び縮する機会が減って硬くなっていき、筋肉を包む筋膜も硬くなります。この筋膜も筋肉も硬くなってしまった状態は痛みを引き起こします。そしてその痛みによってお身体はさらに硬くなっていきます。
そのほか、お身体の傾きや骨格にも影響を与えていきます。硬くなった筋肉が骨格を引っ張り、正しくない状態で固定してしまうのです。それが積み重なり続けて起こるのが「ぎっくり腰」だったり、ひどいものだと「すべり症」や「ヘルニア脊柱管狭窄症」を引き起こすきっかけになってしまう場合があるのです。
ですのでそういった症状が起こらないようにする為にもストレッチは必要なのです。

筋膜が正常でない状態であると、一部の筋膜の緊張が強くなりすぎてそこに引っ張られるような状態になります。ちょうど服の一部分を引っ張られているような状態です。そんな状態になってしまいますと運動や動作を筋肉に依存している骨格は筋膜に引っ張られて乱れてしまいます。その結果、姿勢は崩れた状態になります。
そして筋膜の中には神経・血管などお身体の各所に伝達や栄養の運搬など行う重要な機関が通っています。筋膜が硬くなったりほつれたりすると神経・血管の働きを阻害し、慢性的な足元や指先の冷えや血行不良によって足などつりやすい状態になったり、神経の伝達の悪さから動きの偏りや乱れが起き、スポーツや日常生活で怪我をしやすい状態になってしまう可能性があります。
その他にも筋膜が硬くなると血液の循環が滞ってしまうので浮腫みが強くなり、下肢静脈瘤や足底筋膜炎になりやすくもあります。

当院での筋膜ストレッチの魅力はまず、国家資格保有の専門家と一緒にストレッチをする事が出来るとこです。専門家の手によって伸ばすことが出来るので、自分の力以上に伸ばすことが出来ます。一人でやるストレッチよりもはるかに効果的なのです。それは硬い所によって強度を調節して伸ばすことが出来るからです。患者様の感じ方の強弱はもちろん「この症状に対してはこれくらいの力で伸ばした方が良い」というのがわかるので、より効果を期待できます。
そして変化の度合いも確認することができます。自分の変化というのは自分自身では毎日見ているせいで気づけない部分が多いです。ですので毎日毎回当院でチェックを受ける事で細かい変化を追う事ができます。変化を見ることが出来ればモチベーションに繋がり、継続する事ができます。ご来院いただくたびにお話しをしながらセルフケアの指導もさせていただきます。

この筋膜ストレッチを受けて頂いた患者様は皆さん最初に爽快感を感じたそうです。ストレッチの施術でもありますので「伸びた！」「硬い身体から解放されたよう」というお声を良く頂きます。
伸びたことによってやはり柔軟性の向上が見られます。柔軟性が向上するという事はそれだけ関節の動きを制限する力がなくなるという事ですですので、関節の可動域も増加します。全体的に動きやすくなります。
そして筋膜は筋肉の力を伝える働きがあり、神経をその間に通していますので、力が入れやすくなり、動きの制度が上がります。
こういった柔軟性の向上と可動域の増加、力の伝達に神経反応の向上がある事を総合的に考えると、スポーツパフォーマンスの向上が見られると思います。
筋膜は三次元的な構造とバランスでお身体を支える力があります。ですので筋膜が整う事で姿勢維持にも効果的なのです。当院で行う姿勢矯正との相性もばっちりです。

施術頻度はその人のお身体次第です。お身体が非常に硬くなっている患者様は可能な限り毎日、ある程度の硬さであれば週に数回の施術をお勧めします。
筋膜のほつれや癒着がある方は施術後3日以内に次の施術を受けていただいた方が良いです。個人差はありますが、3日程経つとお身体は元の状態に戻り始めます。ですので3日以内の施術を続けて、細胞の変化期間に合わせて行うとお身体は変化していきます。
スポーツなどやっている方はその競技の前と後に行ってあげた方がパフォーマンス向上、ケガのリスクの低下に繋がります。そういった意味では年間を通してケアしてあげた方がよいでしょう。かのウサイン・ボルトは何人ものケアドクターを帯同していました。それだけお身体のケアは重要という事です。
皆さんも常日頃からケアをして健康的なお身体を手に入れましょう。